ponchan52’s blog

今度こそ覚醒剤を断ち切って もぅ一度 やり直したい… そう決意して出所したはずなのに… 崩れるのはあっという間だった。

リナへ 2


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リナ
昨日れん君の児相の話を聞いて、リナが入籍した相手に対して、自分が、我慢?辛抱?すれば良いやって行こうと思ってたって事の意味が分かったよ。
年内一杯で仕事も辞めて、れん君を引き戻して、やって行こうと考えてたんやね。
上手くは言えないけど、
まあ、相手に対しての気持ち云々もあっての事でもあったと思うが、俺の中では、児相の話を聞いた時に、あ〜 それでか!っと、リナがあれほど頭を悩ませていたのかと、答えが出た様に思った。
弟に辛抱だっけ、我慢だったかな、足らんて言われて、真剣に悩んでた事もあったやん。
そう言った事の意味も含めて分かったよ。
れん君の問題については、リナの中では後戻りした様に思ってるかも知れへんな。

昨日、リナの気持ちがハッキリ分かった。

もう俺も迷う事はせん。

これからは、れん君の事も含めて真剣に考えて行く。

少し時間はかかるかも知れん。

これからは、リナにとって確実に、一歩、一歩、前進している形で、俺の行動を現して行く。

リナ、今日は大事な日やで。
結果の見えている事で、いつまでもウジウジするな。
品物の事なんか一切関係無い。
れん君の事、自分自身の事、これからの人生の事、真剣に考えるなら例え1日でも無駄にするな。
人に陰で何を言われたっていいやないか!
それがなんやねん!
これからはずっと俺が一緒に居る!

頑張れ!

結局、相手の問題をハッキリせんから、余計な事まで悩んでしまうねん。

ハッキリしたら、また、そこから新しい道が開けて来る。

勇気を出せよ。

品物の事は、今となっては別問題やで。
それは、これから俺とリナで考えていく事。

先の先まで考えて、あるかないか分からん事で頭を悩ませるより、目の前に起こる一つ一つの問題を確実に片ずけて行ったら、自然とやるべき事が見えて来る。
その日その日をそうやって過ごして行けば良いと思うよ。

れん君の事を思うんやったら、先ず目の前の問題を片ずけて、新たなスタートラインに立つ事が重要な事やで。

品物の事は、何回も言うけど、今は別問題やで。

これからは俺が居る。
リナと一緒に俺も考える。

自分に負けるな。
全て勝てとは言わん。
先ずは片ずけられる事は確実に終わらせて行こう。

時間がないから、ここで終わるけど、またゆっくり色々、話し合って行こな。

俺を信じろ!

芝チャンへ

f:id:ponchan52:20180326235245j:plain芝チャンへ
あなたが数日間かけて書いてくれたライン…
今、また読んでた。
あれを最初、読んだ時は
何て言うかな…
まず、あんな長い文を何日も前から書いてた事にビックリしたし、あそこまで一生懸命に想ってくれてる事、考えてくれてる事が嬉しかった。
芝チャンと元嫁サンの話はショックだった。
何で離婚したん?って聞いた時、「遊びたくなったから」って

言ってたやん?
それ聞いた時は、元嫁サン可愛そうやなって思ったし
芝チャンってそんな人なんやって思った。
だけど事実は違った…
それを知った時、今まで以上に芝チャンに対する想いが強くなって、こんな人が何で今になって現れるの…って思った。

芝チャンもまた大切な人に裏切られ、傷付いてたんやって。それを思うと辛くなった。
品物やりながらでも芝チャンは
チャント元嫁サンの事、考えて
岐阜に住んだり…出来る限りの事をやってたのに。
浮気、チンコロ…
それに至るまで何があったかはアタシにはわからないけど
15キロも痩せてしまった事で芝チャンの傷の深さはわかるよ。
そういう辛い過去をアタシに話してくれた事で
芝チャンの本当の姿っていうのかな…
見えた気がする。
第一印象とは全然違う
そういう部分がどんどん
見えてきて、それがよけい
辛くさせた。
本当なら昨日、ズット1人で
時間は沢山あって返事書けたのにしなかった。出来なかったってのもあるけど、結局はズット逃げてた。話しなアカンのにね。
芝チャンはお酒も飲まずにシラフでズット居てくれたのに。
芝チャンの言うように
今のアタシは品物に逃げてる。
明日の出所をまさか
こういう形で迎える事に
なるなんて夢にも思わなかったし、どんな顔して会えばいいのか…
そんな事より、やっぱり今も考えてるのは芝チャンの事。
この時点で自分の気持ちなんて
考えなくてもわかってるのにね。

自分では気付いてるし
わかってるのにさ
それでも入籍した時の
「この人とこれから先やって行く」っていう気持ちを通そうと
してる。
刑務所での生活は本当に大変やった。
それでも何とかやってけたのは
あの人が居てくれたからやと思う。
話はかぶってしまうけど
あの人と会ったのは
拘置所の面会室での10分?15分?という時間のみ。
養母の知り合いでアタシはただの付き添いで会話も挨拶程度。
その数日後にアタシはパクられてさ。この時期は回りの人、みんなパクられてたから未決の時は中同志で毎日、文通してた。養母とは働いてたスナックで知り合って、よく一緒に居てさ。すぐ面会に来てくれて面倒見てもらった。今になって思えば、あぁ~こういう事かって分かるのに、あの時は見えてなかった事…
アタシを養女にした本当の理由はアカオチ後も文通させる為かなって。もう1人、養子に入れる人が居たって話したと思う。あの人はアカオチ後も文通したいからと内夫の枠を使って申請してと言われて、養母もそれを薦めてきた。内夫が通ってガラ受けも養母にすれば、例え前科がある養母やその旦那でも受刑中も手紙、面会出来るようにと、そんな計算があったんだよね。
だけど内夫は通らなかった。
養母達が面会に来て入籍の話が出た時は、正直ありえないと思った。出たらまた籍抜けばいいしって養母達は軽く言ってたけど普通そんなのあり得ないし。それでも入籍したのは、あの環境での辛さ、寂しさからってのも確かにある。それ以外にに数ヶ月の文通の中で「この人なら、もう一度、男というのを信用できる」って思うようになって、そんな相手が入籍を望んでるならって…。塀の中だから出来た事。受刑中、あの人には沢山助けられたから、先に出所するアタシは出来る限りの事をして支えて待ってよう。って強く決めたの。好きとか愛してるとかの恋愛感情はなくても、信用や安心感があったから、一緒に居るうちに後からでもついてくるやろって思ってた。散々、男に苦労してきたから、恋愛とか今さらいいやって、冷めてた部分もあったから。
何があっても今のこの気持ちは絶対忘れたらアカンって思った。
月日が経てば、刑務所での事も笑い話になって
今では社会生活が当たり前のように慣れてきた。

後、少しってところで
芝チャンに出会って
こうなってしまった。

まさか
こうなるなんて
思いもしなかった。

芝チャンがそんな人だからって
アタシ昨日も言ったけ
意味わかるかな?

毎日の電話やラインが
いつからか
当たり前のようになって…
毎日が本当に楽しかった。
ワガママ、自分勝手、気分の浮き沈みの激しいアタシをあなたは
いつも見守って、気にかけてくれてた。
色々な話、語り合ってさ
共感出来る事も多くて
気が合うなーって思った。
もっと、この人の事知りたい…電話をしてれば会いたい…ってどんどん惹かれていく自分に気付いてたけど
ズルズルとそれをゴマかしてた。

あれはいつだったかな…
電話で話してた時に「今ならまだ間に合うよ」っていう
芝チャンの言葉。
あの時に二人、離れていたら
こんなに思い悩む事もなかったのかなって
考えたりしたけど 違うんだよね。
こうなる事なんて初めから わかってた。
それでも一緒に居たい…
この先どうなるか わからないけど
せめて今だけでも…
時間の許される限り 一緒に居たいって…
1日、24時間という限られた時間を
少しでも長く… あなたと共に過ごしたい。
あなたから始まり あなたで終わる毎日。
離れていても あなたの事はいつも想ってる。

「あなたを想う気持ちだけは曲げない…」

引かれたレールに戻る事で
あなたがどんな気持ちになるか考えると
本当に辛くてさ。

だからアタシは決めたんだ。

できるだけ
あなたが寂しくならないよう
辛い思いしないようにって…

あなたは1人でも生きていける、大丈夫って言うけど
アタシは無理だと思ってるよ

少なくともアタシには
あなたが必要だからさ…

あなたにもアタシが必要なんぢゃないかなって…

リナへ 1

f:id:ponchan52:20180325115636j:plainリナ、何から話せば良いかなあ。
リナにこれを読んで貰うのは リナが一人になってからだと思う。
楽しい二人の時間を過ごした後だと思う。
笑って過ごせたかな?
それとも また色々言い合いした後かな?
それはまだ今の俺には分からへんけど、例え言い合いをした後でも俺にとってはリナと過ごした時間は やっぱり幸せな時間である事に変わりないよ。
どんな事であろうと どんな結末を迎えた後であろうと これだけは言っておこうと思ってる。
俺がいつも考えたり思ったりする事を書くね。
今のリナは ちょっと品物を行き過ぎかな
そのせいで心のバランスが取り辛いんじゃないかな?
だからと言って 品物を行く事が良いって訳じゃないけど悪いと言ってるんじゃないよ。
俺と言い合いするのが悪いと言ってるんじゃないよ。
俺は リナが何をどう言っても リナはリナだからね。
俺は リナが品物行こうが行くまいが
リナはリナだと思ってる。
そりゃ人間誰しもが 品物については良くないと思ってるのは確かやけど。
でも俺と知り合った時にはリナはもう品物を知っていたのが事実で、今更、俺がとやかく言うものでも無いと思ってる。
リナはリナなりに品物について考えていると思うし自分自身の事も考えていると思う。
品物のせいでリナの心の浮き沈みがあるのも事実やと思う。それを分かっていても俺がリナの心を受け止めきれずに言い合いになったりギクシャクしたりするのが俺は一番リナに対してすまないと思ってる。
リナが品物行くのを許容してる以上は、俺がリナのどんな状態も受け止めなアカンねん。
それが出来へんのはやっぱり俺が悪いねん。
品物の事は人並みに分かっているつもりやけど頭では分かっていてもどうしても売り言葉に買い言葉になってしまう時があるから俺もまだまだダメやなって思ってしまう。
けどいくら言い合いしてもギクシャクしてもそんな事はその場限りで俺自身は
何とも思ってないねん。
俺は後で話せば分かり合えると思ってるしそれで良いとも思ってる。
それにお互いの気持ちは通じ合ってると思ってるから余計な心配はしない様にしてるけど
でもリナ自身が色々思い悩むのが分かるから悪いなって気持ちになるよ。
俺は将来の事や近い将来の事さえ今迄なにも言った事がないけど本当は言いたい事は山盛りあるねん。
今はこんな所に住んで これから先の事も決まってないから何を言っても仕方がないって言うのがあって 先の事は言えないで居る。
でも俺だって人並みに考える事もあれば思う事もある。
来年からはどんな形にしろ自分の生活をして行く事になる。先の事を言うのは
それからやと思ってた。
でも 自分の中の想いはどんどん膨らんで行くねん。
簡単な事じゃないかも知れんけど
リナと一緒に暮らせる様になりたいって想う。
それには当然れん君も一緒で。
そうなった時 リナが今のままで品物行ってても俺が出来る限りカバーすれば良いのかなと思ったりもするし リナに最悪の事が起きても 例えば懲役 もしそうなったらって考えたら その時は俺がれん君と二人で生活してリナを応援すれば良いやとかも考える。
今迄もれん君の事は気になってたけど、それを言えば リナが嫌でも今の現状を思い知る事になると思って言えんかったし 俺がそんな事を言うのは、おこがましいとも思ってた。それにやっぱり今の俺では言う資格も無いと思ってる。
世の中には自分の子供であっても上手く愛情を注げん人も居る訳でひょっとしてリナがそんなタイプかな?って考えたりもしたけど 見ている内にそんなんじゃないってのが分かったしリナが心痛めてるのも分かった。
それでも今の自分じゃどうする事も出来へんから仕方無いと自分に言い聞かせてるんじゃないかなとも思った。
でも俺が協力すればどうにかなるんじゃないか 一人じゃダメでも二人でならどうにかなるんやないかと考える自分が居る。
俺は若い頃はずっと働く事が嫌いで嫌いで仕方なかって 周りにも俺は仕事が嫌いやんねん。遊んで飯食っていくねん、って公言してた程で それが幸いにも今は、働く事が全く苦にならへんし 仕事するのが当たり前やと思う様になってる。仕事さえしてれば、どうにか飯は食って行けるとも思ってる。
仕事をするって事については、歳をとるにつれて そんな風に考える様になった。
仕事をするって事に関しては俺は人より遅れてるから今はじっと耐える時だと思ってる。
あれしたい これしたいって頭で考えるよりも とにかく今はどんどん前向きに動いて良い時が来るのを待つ時だと思ってる。
今の俺には何も無い。
甲斐性も無ければ信用も無い。
こんな何も無い俺にリナはそれを承知で芝ちゃんが良いって言ってくれる。
これは、ホンマに嬉しい。
俺が品物を我慢出来る様になったのは、皆に迷惑かけてしまったし それに自分の弱さを見せたく無いが始まりで もちろん懲役にも行きたくない。それに周りの者に負けたく無い 人生このままで良いのかってのがあって リナに話した事もあると思うけど懲役で止めるんじゃ無くて娑婆で止めてこそホンマもんやと自分に言い聞かせて次の一発を押さえて来たけどそんな時にリナが現れた。始まりはあまり良い出会い方じゃ無かったかも知れへん。でも今となってはそんな事どうでも良くて、俺にとっては今現在リナが居てくれる事が大事やし その想いを大切にしたいねん。
リナが居てくれる事で俺の中ではより一層品物を行ったらアカンて気持ちが大きくなって それにリナが娑婆に居ってなって言った言葉に うんって応えたからにはリナとの約束は嘘にしたくない。リナは約束守ってくれたからね。リナは一緒に居る事で俺がいつか品物行く様になるかも知れんって心配してる様やけど(俺は大丈夫。)
リナが居る事で逆に俺の中では行かんって気持ちが大きくなって強くなってる。
それにいつも言ってる様に二人で品物行って上手く行く訳ないと思うし 二人の中がおかしくなるのはもっと嫌だ。
(リナの前では、素の自分で居たいねん。)
これが一番大きな想いやな。
もし リナがパクられる様な事になったらって思うと凄く寂しく思うし絶対そんな事にはなって欲しくないって思う。
でもリナがそんな事になった時には全力で支えると決めてる。
でも そんな事を考えるよりも リナがパクられる様な事になる前にケンカしても何しても止めるべきじゃないかとも考えたりもするけど そうなったらそうなったでリナに疎ましく思われるだろうし 鬱陶しくも思われる様になると思う。
そんな事ならまだ良いけど 隠れて行く様になってしまったらって考えると、やり切れなくなる。
品物の事に関しては人に相談出来る事じゃないからリナが思い悩んだ時に、せめて良き理解者として居たいと思ってる。
例え人には言えない事であっても リナにとって 話せる者が居るのと居ないのとでは違うと思う。
人から言わせれば それはホンマに リナの事を思ってないって言われるかも知れへん。けど俺はリナの事を大事に想うし大切にしたいと想ってる。その気持ちは確かだから、人には、どう思われたって良いって思ってる。
俺も散々品物では、辛い思いや、苦しみ、思い悩みして来たけど、そんな時に誰か相談出来る相手が居れば違うって思う。
人に相談出来ない事でも、人が聞いて変に思う様な事でも、俺だけはリナの事、分かってるよって存在でありたいと思ってる。
だから人にどう言われたって、思われたって良いやって思ってる。
俺は、リナさえ分かってくれたら良いよ。って思ってる。
だからと言って、俺がリナに何を求めてる訳じゃない。ただ、これは明日かも知れへんし、半年先かも知れん、1年先、2年先、3年先、5年10年先かも知れん、一生やまらんかも知れん、でも、リナが、品物を止めようと真剣に考えた時には、そばに居たいと思うし、そうなってくれたら良いなと思ってるのは確かにある。けど、それを、リナに求めてる訳じゃないよ。
誰でも品物を行く者は、それが良い事だって思ってる者は居ないと思う。
分かっていても、やってしまうのが品物やねん。
こればっかりは、本人が決断するまでは、何を言っても仕方ないと言う事を自分自身で俺は思い知ってるから。
品物について、焦らずゆっくり考えて欲しいと思う。

リナ、
初めの頃はよく、拒否られた拒否られたって、リナに言われてたなあ。
それでも、リナは真っ直ぐに俺に向かって来てくれたから今があると思う。
リナが、揉ませはもう止めるって、言った時の事を今でも思い出すよ。
あの言葉から俺は、リナの事を知りたいって思う様になって行ったんだと思う。
それまでは正直、芝ちゃんが良い、芝ちゃんが良いって言ってくれてるけど、ん〜 どうなんやろう?って言う気持ちがあって、俺も分からなかったけど、揉ませ止めるって聞いてからは、あれ、自分で私は揉ませだからって言ってたのに、俺の気持ちを察してくれて、アッサリ撤回?とか思って、それに真っ直ぐに押し向かって来てくれる事に凄く感動して心を動かされてしまったのを覚えてるよ。
リナのああいう押しの強い所が今は大好き。

リナは、口ではポンポンいろんな事を何でも言うけど、実際は口で言う程スレて無くて、純粋で恥ずかしがり屋って言うのが今は、よく分かる。
品物行って、下ネタでも何でもポンポン言ってれば、勘違いされ易い所も多いかと思うけど、リナは、口で言うだけで、本当は堅い女だって事もよく分かった。
そういう所にも、惹かれてる。
なぜか、リナには何でも話せてしまう。
俺の昔の事や、今まで人には言った事がない事も話せてしまう。
リナが前に、人から裏切られたり傷付いた事はある?って聞いて来た事があったな、俺が岐阜で嫁さんと暮らしてたって言った事があるやろ、それで俺がパクられて、嫁さんは待ってくれてたけど俺が奈良に帰ってしまって、そのまま別れたって話を覚えてるかな、その元嫁さんは普通の子やったんやけど、その時は俺も仕事してて普通に暮らしてたんやけど、ある時から家に無言電話がかかって来る様になって、おかしいなおかしいなって思ってたら、実は嫁が浮気してたって分かって、それだけでもショックやったのに、家に刑事が任意やけど来たって話をしたのを覚えてるかな?嫁さんにも注射器とか、白い粉の様な物を見た事ないですか?って聞いて行ったって話を、リナにしたんやけど、あれも元嫁がチンコロしとってん。浮気が分かった時に別れようかどうしようかと散々迷ったけど、結局別れずに居ったんやけども、それ以来一緒に寝る事も考えられず、話す事も無くなってしもて、それでも元嫁は別れたくないって言うし、両方の親も何があったか分からへんけど、ちゃんと話し合ってやり直してくれって言うし、まさか嫁が浮気してたって言える訳ないし、そんなこんなで、俺の品物行く回数が増えてしまって、人のせいにする訳じゃないけど、そんな生活してたら、俺も若かったし現実逃避せてたんやろね、そんな時に家でパクられて、前に任意で来てからマークされてたんかな?って思ってたけど、調べも終わって刑事と世間話する様になって来た時に、嫁さん責めるなよお前の事心配しての事やからって、ポロって言いよったんで、あ〜そうですか、そうですね〜って話し合わせて聞いてたら元嫁がチンコロしたって分かってん。元嫁には、知らん顔してたけど拘置所で座ってる間に色々考えて、俺が品物ばっかり行って嫁さんの事を考えてなかったからやって自分に言い聞かせて、出たらやり直そうって決めて出たけど、出る時に元嫁が迎えに来て一緒に飯食ったんやけど、その時に思ってん、(あ、俺はこいつとはもう一緒に飯も食うて行けんわ)って、そう思ったら何もかもが嫌になって、向こうの家に挨拶行ったその足で奈良へ帰ってしもた。
それ以来、別れるまで一切顔は合わさんかったよ。
あの時は、俺もパクられるんが初めてやったし、それに嫁がチンコロや浮気なんて考えられへんかったしで、3ヶ月ほど座って15キロ痩せたよ。
前にも言ったけど、
俺は軽いフラフラした奴って見られるけど、実際は違うねん。それは、リナが分かってくれてると思うけど、だからその時はやっぱり落ち込んだよ。
でも、別れてから元嫁と話した時には元嫁も、あのまま親達の意見や情だけで居てくれるより、別れてくれて良かったって言ってくれたし、俺もダメなものはダメで仕方ないって思って決断したのは良かったって思ってる。
それから俺おかしくなって、仕事もしないで奈良と大阪を毎日何往復して品物人生に戻ってしもてん。品物はたまに行ってたけど、結婚生活や仕事に支障をきたしていた訳じゃないし、嫁に金の苦労させた事も無いし、週末には向こうの実家にいつも行って、住むのも元嫁が岐阜やからって、元嫁も向こうの親も心配せんようにって俺も岐阜に住んで、それで何で自分がこんな目に合わなアカンねん。って、ずっと頭の中から離れずに居たよ。地元離れて真面目にしたって所詮こんなもんか?って思って、自暴自棄になってたんやと思う。それで品物人生真っしぐらになって、それでも忘れりゃ良いのに、悔しいやら腹たつやら情けないやらで、品物行ってもいつも何かがおかしくて、そうする内に鬱になってしまって、自分が借りてた部屋でアルポン眠剤の三拍子で、一回目の死神に取り憑かれて、眠剤3シート飲んで、布団にサラダ油撒いて火をつけて死んだろって思って、そうしたんやけど、今度気が付いたら救命救急センターでベットに縛られて、点滴されて、喉が火傷して塞がってしまうからって口からパイプ通されてて、何が何やら分からんかったけど、落ち着いて考えたら、俺死ねんかったんやって気が付いて、その時も何とも言えん気持ちやったな。救命救急センター出てから、二度目の精神科閉鎖病棟生活する事になった。救命救急センターからもう家に帰るつもりやったけど、オカンが心配してどうにもならんかったから、閉鎖病棟行く事になって、3週間くらい入院してた。
退院してからは、今度は大阪べったりで、ラブホ生活が始まって、もう品物の世界どっぷりでパクられるまで続いた。
あの時は、自分では止める事が出来へんかったからパクられるまでやるんやろなあって自分でも覚悟してたけど、あの時の弁当がなかったらって、ずっと悔やんでたよ。
それでも改心どころか、やけくそって言うか何て言うか分からへんけど、品物止める事なく懲役人生の始まりで、気がつけば45歳の今や。
気が付いた事で今、リナと知り合えて強い自分を見せる事が出来てるから、今となっては、今迄の事も無駄じゃなかったのかなって思う。

リナの今の立場、状況を考えると複雑だと思う。
苦しんでるのも分かる。
俺は正直、どうして良いのか分からない。
でも、これだけはハッキリ言える。
リナと離れたくない。
リナとこの先も、ずっと一緒に居たい。
リナともっともっといろんな事を話したい。
リナの笑う顔をもっと見てみたい。
リナを幸せしたい。
リナを安心させたい。
挙げればきりが無いけど、こう思う自分が居る。
その反面、
俺が居る事によって、リナが結局苦しんでるんやないか?って思う自分も居る。
その苦しみのせいで、品物行く数が増えてるんやないかって思う事もある。
もしそうなら、
俺の事は気にしないで大丈夫やで。

リナ自身が悩む事無く、幸せになるんが一番やと思うよ。

俺は前にも言った様に大丈夫やから。
死神に2回取り憑かれても、こうやって生きてるからね。
前に俺が言った、俺よりもあの人を選んだって事を忘れるなって言った言葉は撤回するよ。
選ぶも何も、俺がそんな事言える立場じゃないもんね。

所詮、俺の人生、いつも空回りやから。

俺は、頑張るからね。

俺は、一人でも生きて行けるから。

でもな、リナ、
俺はやっぱり、リナの事が大好きで、この先リナがどうなって行くのか心配でどうしようもない。

リナ、
俺はいつまでも、ここに居るから。
リナが困った時や、寂しい時には必ず全力で助けるから。

もし、これから先、どうする事も出来なくなったら、俺の所に避難しておいでや。
リナには、そういう場所が必要な気がする。

俺はいつまでも、リナを待ってるからね。

名古屋に来たらって、リナが言ってくれた時、嬉しさで飛び上がりそうになったよ。
でも、俺が名古屋行く事で、リナが余計にしんどくなるんじゃないかって思ってしまった。
でも、俺が名古屋行く事で、リナが喜んでくれるなら行こうって思ってた。
でもやっぱり、リナには、店がストレスになってる様やし、到底週4は無理かなって思うから、リナに苦労はさせれん。

今日、リナと会う。
これから先は分からへんけど、結末はどうであれ、今回会った後に、リナに、読んで貰おうと思って数日前から書き始めました。

どんな結末を迎える事になっても、
リナの事は一生忘れへんよ。

リナ、俺にとって、
かけがえのない人になってくれたな。
リナは俺との約束を果たしてくれたね。

ありがとう。